拡張樹脂アンカー工法

特徴とメリット


拡張樹脂アンカー工法は、
木材同士を堅固に結合する技術です。

木材と木材の接合部に穴を開け穴に拡張部を設ける事によりボルト挿入後、エポキシ樹脂を充填し樹脂ボールを造ることにより座金効果を生み強固な接合を可能としました。

拡張樹脂
アンカー工法の特徴

拡張樹脂工法は一般的なRC造・S造・木造と比較し次のようなメリットがあります。

  • 杉や桧の無垢の製材で大空間、大開口が可能。
  • 全ネジボルトがエポキシ樹脂及び木材で被覆されるため塩害・結露・腐食に強い。
  • 木材の表に金物が露出せず意匠性に優れる。
  • ボルト穴やピン穴の余幅がなく建築後のゆるみやズレが生じない。
  • RC造・S造と比較して自重が軽い為、基礎コストが低い。
  • 製作金物がないので工期の短縮、コストダウンが可能。

拡張樹脂アンカー工法により
以下の問題が解決します。

ボルト締め工法の問題点
ボルト余幅が必要で建築後にたわみが出ます。
建築後の定期的なボルトの締め直しが必要です。
ドリフトピン工法の問題点
無垢の製材を使う場合はピンの打ち込み時の木の割れを起こします。
金物の穴と木部の穴のズレが生じやすく施工が難しい。
製作金物工法の問題点
ボルト締め工法・ドリフトピン工法の問題をすべて抱えています。
製作に時間がかかり、汎用性がありません。
金物が露出するため金物が露出し意匠性に劣り、塩害・結露・腐食に劣ります。